競馬ってギャンブル? それともスポーツ?
サラチャン ~第二回~
☆競馬ってギャンブル? それともスポーツ?
どうも、太郎です。
さて、今回は「競馬はギャンブルなのか、それともスポーツなのか」これについて話ていきます。うーん、これは永遠のテーマですよね。。。率直に言います。競馬はギャンブルです。こんなこと書くと、「いやいや、君はわかってない。競馬は立派なスポーツだよ」と謎の勢力に圧をかけられることもあります。でもそんなの関係ねえ!(By、よしおパイセン)たしかにブラッドスポーツと呼ばれるだけあって、競馬にはスポーツの側面もあります。ただ、これだけは言っておきたい。圧をかけてくる謎の勢力の人たちも馬券は買ってます! 少なくとも僕の周りにいる謎の勢力の方々はみなさん馬券を買っております。そして馬券を買う以上競馬はギャンブルであると僕は考えます。しかし、ギャンブルとスポーツの割合は人によってそれぞれであることもまた事実であると僕は考えます。僕みたいに競馬場に一日中いるにも関わらず馬券を一度も買わない人間もいます。ギャンブルしてないですよね? では、なぜこんなことになるのか? それは僕が純粋に馬が好きだからです。馬を見ることはもちろん、馬に乗ることも好きですし、そして馬の優しい顔が大好きです。ただ、基本的には予想をして馬券も買います。僕の場合、ギャンブルとスポーツの割合は4:6くらいでしょうか。こんな人も少なくないと思います。馬がかわいいからという理由で馬券を買い始めた人も僕の周りにはたくさんいます。ただ反対に「ギャンブルの駒が走っているにすぎない」と考える人もたくさんいます。ここで大事なことは競馬についての捉え方は人それぞれであるということです。自分と捉え方が違っている人を見かけても、決して非難したりしないように気を付けましょう。
☆競馬は公営賭博
競馬は公営賭博です。公営賭博とは、地方公共団体が施行するギャンブルの総称で、日本では「競馬」「競輪」「競艇」「オートレース」「宝くじ」が公営賭博の対象となっています。中央競馬を運営する団体たくさんありますが、JRA(日本中央競馬会)がやはり一番有名でしょう。管轄庁は農林水産省です。元々ギャンブルとは税金徴収の役割を果たしていた歴史もあり、特に日本では各官庁との絡み具合が強いと言われています。年間の総売上はピーク時で4兆円を超えていたそうです。想像もできないほどの額ですよね。ちなみに、昨年(2019年)は約3兆円でした。パチンコ業界には遠く及ばないものの、競馬業界だけでみれば日本は世界でダントツの売上です。例えばアメリカでは日本の10倍以上のレースがあるにも関わらず、売上高は日本の6割程度しかありません。また、JRAは事実上国営であり完全独占企業です。要は、めっちゃ儲かってるってことです。聞いたところによるとJRAに就職するのは難関で、東大卒でも平気で落ちるとか。。。国営ということは、国にお金を治めていることは想像に容易いでしょう。では、ここでお金の流れを説明しましょう。売上の内訳は入場料(指定席含む)馬券の売上、グッズの販売や飲食店の場所代が主です。そして以下のように割り振られています。
①払い戻し=75%
②国庫=10%
③運営費=15%
③がJRAの収入となるわけですが、その中から賞金や運営費・人件費などの必要経費を引いた額が利益となり、その利益となった額の半分をを第2国庫納付金として国に納め、もう半分がJRAの儲けとなります(国に納めすぎじゃない??)
15%って数字だけ見ると少ないと思うかもしれませんが、馬券の売上ってすごいんですよ。例えば先日の皐月賞、売上は約154億でした。その15%は約23億なので、たとえ15%でも莫大な金額ですよね。しかも1レースですからね。
余談ですが、競馬以外のギャンブルとその管轄についてまとめておきます。
注)パチンコ・パチスロは公営賭博ではありません。
・競馬 = 農林水産省
・ボートレース = 国土交通省
・宝くじ = 総務省
最後に。
競馬に向き合うためには競馬のことをよく知る必要があると僕は思います。孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」と言う教えがありますが、これは「向かう相手の実情と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦いができる」という意味です(決して勝てると断言していないところがみそ)つまり相手のことをよく知らなければならないのです。僕らは日々ギャンブルという戦いをしております。JRAは敵ではありませんが、自分たちが関わっている組織について知っておいて損はないはずです。ビジネスでも同じでしょう。商談に行く会社のことは事前に一通り調べますよね。
今回は、競馬が公営賭博であること、そしてJRAがどんな組織なのかを軽く触れてみました。より深い知識を得たい方はご自身で調べてみてください。
では、次回は馬券の種類と控除率について学んでいきましょう!
目指せ脱初心者!
最後に、今日の競馬あるあるをひとつ。
「馬券を買わない時に予想が当たり、買うと外れる」
では、またお会いしましょう。